義父が財産を残したいと言っているので、具体的な手続きをお願いしたい
2018.04.11
(荒川区在住 80代 男性 遺言書の作成サポート、遺言書の保管、遺言執行者への指名)
家族構成
父と子2人
父―――――――母(亡)
¦ ¦
娘―――――――息子・・・・妻(依頼者A)
本ケース
依頼者は高齢の義父の面倒をずっとみており、義父もそれを恩義に感じていました。
義父は常々、「Aにも財産を残すからね」と言っていましたが、具体的な手続きをする前に、足を怪我して入院し、若干の認知症も見られるようになってきました。そこで、それまでは直接は言いづらかったために具体的な手続きは何もしていませんでしたが、改めて弊社にご依頼いただくこととなりました。
本件ではAは遺言者の法定相続人ではないため、通常は何の相続財産も受け取ることも出来ません。養子縁組をするか、遺言で遺贈してもらう必要があります。
今回、難しいのは財産の割合でしたが、Aは特段多くもらいたい等といったことはなかったため、遺言者の意向もあり、養子縁組した場合に準じて子供が一人増えたように各人3分の1づつということにしました。
公証人に出張してもらい、無事に公正証書遺言の作成、弊社にて遺言書の保管、遺言執行者への指名を受任しました。