「先生方には長い期間にわたりスムーズに段取りしていただき大変感謝しております」
2020.04.09
相続関係
母（亡くなった方）========父（既亡）
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長男——————–長女 受遺者（第三者）
相続財産
自宅土地建物 １億円
アパート ３０００万円
預貯金 ２千万円
証券 １億５千万円
税理士の先生からの紹介で以前に遺言書を作成された方の遺言執行の案件でした。
遺言書の中で弊社が遺言執行者として指定されており、亡くなってすぐにご連絡をいただき、執行者に就任いたしました。特徴として、第三者のお世話になった方への遺贈を希望されていたことが挙げられます。
かなり資産をお持ちの方であったため、相続税が発生する見込みで紹介元の税理士の先生へ申告を依頼し、まずはシミュレーションすることに。相続財産は総額で約３億円、相続税は５千万円程になる見通しです。
相続税は証券を解約すれば現金で支払えますが、アパートは兎も角、自宅土地建物は保有してもしょうがないということで売却を希望されました。
提携不動産仲介業者をご紹介し、相談の結果、建物は取壊し、更地での売却になりました。想定よりも若干高めに売れ、大変喜ばれました。
本件では、相続人の他に、全く血縁関係のない第三者が遺贈を受けており、弊所が間に入ってお話をさせていただいたことでスムーズな遺言執行につながったと依頼者様にはおっしゃっていただけました。
実際のところ、血縁のない人間が相続関係に入る場合には専門家が間に入らないと中々当事者だけで話を進めるのは難しいものがあるというのが実感です。